子どもの虐待防止を訴える街頭活動「オレンジリボンキャンペーン」が4日、鹿児島市でありました。

毎年11月は国が定める「児童虐待防止推進月間」で、オレンジリボンは虐待がない社会の実現を目指す運動のシンボルに位置づけられています。

鹿児島市の天文館では4日、県や鹿児島市の職員、ボランティア団体などのおよそ75人が街頭活動を行い、オレンジリボンを通行人に配り、木に結んでもらいました。

(リボン結んだ人)
「育てている側からするとお母さんがいっぱいいっぱいになる気持ちも分かる」
「社会全体で解決できるようになればいい」

(ボランティア団体鹿児島キワニスクラブ 山中憲幸会長)
「子どもたちをみんなで見守りましょうねという感じで(リボンを)結んでもらえばと声掛けしている」
「みなさんと一緒に活動を続けていきたい」

県によりますと、県内で子どもの虐待だと通報・認定された件数は社会的な意識の高まりを背景に年々増えていて、昨年度は過去最多の3029件が認定されました。

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