台風21号(コンレイ)は非常に強い勢力できょう(31日)昼過ぎに台湾に上陸しました。
上陸すると発達に必要なエネルギーの供給が断たれ、勢力はだんだん弱まっています。
また、台湾には富士山よりも高い山があり、風の循環が崩れることで、この後も勢力は弱まり、2日(土)には東シナ海で温帯低気圧に変わる見込みです。
ただ、秋雨前線と一体化し大雨をもたらすおそれがあります。
熊本県内の今後の見通し
今後の見通しです。あす(11月1日)の夜から1時間に30ミリの局地的に「激しい雨」が降るおそれがあり、雨のピークは2日(土)の日中となり1時間に50ミリの「非常に激しい雨」が降るおそれがあります。
予想雨量(24時間・多い所)
予想される雨の量は、1日(金)午後6時からの24時間に熊本地方から球磨地方で150ミリの予想です。
福岡県や佐賀県、長崎県の予想も合わせて見ていくと、24時間に200ミリと、今回の大雨の中心は九州の北部となりそうです。
3連休でお出かけの予定がある方、今後の情報に注意してください。
1日(金)の熊本の天気「激しい雨も」
秋雨前線のすぐ南に台風21号があります。
台風からの暖かく湿った空気が秋雨前線に向かって流れ込むことで、雨雲が発生・発達しやすくなります。
2日(土)には、台風が温帯低気圧になり前線に取り込まれる見込みです。
1日(金)の雨の予想
熊本県では朝、南部や山沿いから降りだし、午後になると広く降る予想です。雨脚が強まるところもあり、特に夜遅くになるにつれて北部で強まる予想です。
熊本県内は全域で雨と曇り。遅い時間は雷を伴って激しく降るところもありそうです。
雷の音が聞こえたら建物の中に入るようにしてください。
週末の熊本の天気
2日(土)は大雨のおそれがあり、ピークは日中となりそうです。その後天気は回復し、3連休最終日は行楽日和となりそうです。
来週は朝晩の冷え込みが強まり、熊本市でも10℃を下回る日が出てくるかもしれません。ニットなどの冬物も日曜日のうちに出しておくと良さそうです。
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