佐久市で2015年に男子中学生が車にはねられて死亡した事故の刑事裁判で、最高裁は30日、検察・被告双方の意見を聞く弁論を開くことを決めました。
無罪を言い渡した2審判決が見直される可能性があります。

この事故は2015年、当時中学3年生だった佐久市の和田樹生(わだ・みきお)さんが、自宅前で車にはねられ死亡したものです。

運転手はひき逃げの罪について、長野地裁で懲役6か月の実刑判決を受けましたが、東京高裁は「救護義務の意思は保持していた」として無罪を言い渡し、検察が上告していました。

最高裁は12月13日に弁論を開くことを決めました。

これにより無罪を言い渡した2審判決が見直される可能性があります。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。