9月にポーランドで開催された「世界相撲選手権」で、初優勝を果たした青森県鰺ヶ沢町出身の長谷川理央さん(21=慶応大3年)に、青森県スポーツ功労賞を贈ると31日、青森県が発表した。

長谷川さんは2回目の挑戦となった世界選手権の中量級で優勝。
大会後に帰郷した際の取材には、「世界一になるためだけに生きていた感じだったので、それがやっぱり簡単なことじゃなかったなと思うので、そういうのが込みで結果に結びついたのかなと思うとうれしかったですね」と喜びを語っていた。

青森県スポーツ功労賞は、スポーツ競技大会で優れた成績を納め、青森県のスポーツの普及・振興に功績のあったものに贈られる賞で、これまでに延べ102人が受賞。

第1号は、1996年アトランタ五輪ソフトボール女子で4位入賞に貢献した弘前市出身の斎藤春香氏。また、アーチェリーで五輪6大会連続出場で10月26日に現役を引退した古川高晴氏などが受賞している。

表彰式は12月9日に青森県庁で行われる予定。

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