新潟市は能登半島地震で浮彫りとなった初期対応について、合わせて89の課題と改善を盛り込んだ検証結果をまとめました。今後、地域防災計画に反映させるとしています。
新潟市は5月から、能登半島地震の初期対応について、有識者の意見などを踏まえ検証してきました。
30日にまとまった最終報告書には『避難所の運営』や『被害状況の調査』など9項目、89の課題の検証結果が盛り込まれています。
具体的には情報発信が不足し、津波の浸水想定区域外で周辺住民が避難所の玄関の鍵を壊して入った事例などの課題が明らかになり、市はホームページへのアクセス改善など情報発信手段の見直しなどに取り組むとしました。
新潟市 野島晶子 副市長
「何に優先的に取り組まなければいけないのかということを“自分事”としてしっかり捉えながら、今後の対策を進めていっていただきたい」
新潟市は、この結果を地域防災計画にも反映させていくとしています。
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