佐賀県白石町は町内の小学校に勤務していた事務職員の男性が校納金の入った通帳から約520万円を不正に引き出していたと発表しました。

白石町教育委員会によりますと、町内の小学校に勤務していた事務職員の62歳の男性は、今年4月から先月上旬の間、約50回に分けて教材購入費など校納金が入った通帳から523万円あまりを不正に引き出していました。

先月上旬、男性が自宅で死亡し、残されたメモに引き出した旨と謝罪が書かれていたことから発覚したということです。

遺族から全額返金があったことや男性が亡くなっていることから警察に被害届けは出さないということです。

教育委員会は、通帳の確認の頻度を増やすなど再発防止に努めたいとしています。

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