特別国会の召集を前に、与野党幹部の動きが活発化しています。自民・国民民主両党の幹事長はきょう国会内で会談し、経済対策など今後の対応について協議する見通しです。

自民党の森山幹事長と国民民主党の榛葉幹事長はきょう午前、国会内で会談し、両党の国会対策委員長も同席します。

会談では、政府が取りまとめを目指す物価高への対応を盛り込んだ経済対策などをめぐり協議する見通しです。また、政府が来月11日に召集する方針の特別国会での総理指名選挙をめぐる対応についても意見が交わされるものとみられます。

国会運営をめぐる与野党の協議は活発化していて、あすにも公明党と国民民主党の幹部が協議を行うほか、立憲民主党と国民民主党の幹事長と国対委員長が会談し、国会での連携や政治改革などについて話し合う見通しです。

一方、自民党の国会における多数派工作も本格化しています。

自民党は、派閥の裏金事件で離党した世耕前参院幹事長や、非公認でも当選を果たした萩生田元政調会長ら4人に加えて、自民党の公認候補と選挙区で争い勝利した無所属の三反園訓氏ら2人に対し、国会での自民党の会派に入るよう要請し、6人とも了承したということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。