富山市は地震の揺れを感知すると自動で解錠するキーボックスを一時避難所など78か所に設置することを明らかにしました。能登半島地震の教訓を受けた対応です。
能登半島地震の際、富山市内では避難所となっている学校の窓ガラスを割り、避難者が建物の中に入ったケースがあったため、富山市は迅速な解錠方法としてキーボックスの設置を検討していました。
キーボックスは強い揺れを感知すると自動解錠し、手動で開けられるダイヤル錠も設けられたタイプを想定しているということです。
富山市の藤井市長は30日の定例記者会見で「地元の理解を得て設置を進めたい」と述べ、改めて安全性の確保とその必要性に言及しました。
富山市 藤井市長「一番大事なのはですね、安全かどうかですね。避難所の中の天井が落下していたりするので、ガラスが割れていたり。誰がそこを確認して、そういった手順をしっかり決めた上で、決まったところから順次、今年度中も含めて順次設置していきたいなと思ってます」
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