今週末に開かれるおはら祭で、祭りを主催する振興会が旧統一教会の踊り連の参加を拒否したことに関連して、鹿児島市の下鶴市長は、誰でも参加可能な「飛び入り連」についても、団体をPRする行為を禁止するルールを徹底していく考えを示しました。

(鹿児島市 下鶴隆央市長)「禁止事項を定めている。例えば、団体のPRを目的にしての参加。あくまで個人の飛び入り連なので。手引きに基づいて判断していく」

おはら祭を巡っては、去年、旧統一教会の信者らが参加したことに疑問の声が寄せられました。振興会が今年、参加規約を新たに設けて、「公序良俗に反する団体にあたる」として参加を認めない決定を出し、旧統一教会が反発しています。

おはら祭では、当日、誰でも踊りに参加できる「飛び入り連」がありますが、30日の定例会見で、祭りを主宰する振興会の会長を務める下鶴市長は、「団体をPRする行為を禁止するルールを今回、初めて明文化した」として、当日はルールを徹底していく考えを示しました。

一方、鹿児島ユナイテッドFCのJ3降格が決まったことについて、サッカースタジアム整備を目指している下鶴市長は「残念」としたうえで、「チームが地域の活性化に大きな役割を果たしていることは、いささかも変わらない」と述べました。

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