グルメや工芸品など鹿児島の新たな特産品を評価するコンクールが、29日に開かれました。
種子島の星空が目を引く宝石のようなチョコレートに、南薩でとれたはちみつを使ったレモンのはちみつ漬け。
29日に開かれたのは、鹿児島の食材や技術をつかった新たな特産品を評価する県特産品コンクールです。今年は食品部門に73点、工芸・生活用品部門に31点が出品されました。
のぼりや法被に使われる印染めの技術を使った和柄のポシェットや、桜島のシラスを使った瓦と県産のクスノキを組み合わせたオブジェなど、外国人観光客の興味を引くような商品も並びました。
(レポーター)「その中でもこちら、海で拾ったシーグラス?かと思いきや、奄美大島の特産品を使ったグミです」
奄美市のグミ専門店が作った遊び心あふれるこちらの商品は、パッションフルーツや黒糖を使っています。
このほか、屋久杉を加工する過程で出た木材を加工して作ったタンブラーや、廃棄される予定だった焼酎の瓶を使ったアロマキャンドルなど、SDGsを意識した商品もあります。
(県商工労働水産部 永盛友美係長)「昔からの伝統的なものに新しいアイデアが入った商品がたくさん並んでいた。鹿児島の魅力を知っていただきたい」
審査の結果、最優秀賞にあたる「県知事賞」の食品部門はkotobuki cheeseの「Japan Cheese Awards受賞チーズセット」が、工芸・生活用品部門には藤絹織物の「大島紬締め織りコンビバッグTwy’ CE」が選ばれました。
受賞した商品は、県内外の物産展やインターネットでPRされます。
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