2008年に『小中学生にスマホを持たせない』という提言をした新潟県妙高市で、PTAや教育関係者が29日に集まり、今後もこの提言を続けるかどうかの検討に入りました。
妙高市が行った調査では小学生の10.3%、中学生では53.5%がスマホを持っていることが分かっています。
「SNSではなく、電話、メールだけでいい。キッズ携帯までにとどめるでいいのではないか。そんな意見もありました」
「市として、この子スマホ持てるのかなというチェックリストができたら…」
「そういうリストがあって子どもにやらしてみて、親御さんの判断でという流れも面白いかなと」
妙高市では今後、こうした意見をふまえたうえで見直しを進める方針です。
子どもにスマートフォンを持たせるかどうか?
そこで「小中学生にスマホを持たせるべきか」を、街の人に聞いてみました。
【高校生の父親 40代】
「小学校卒業のときに、みんなと連絡とりたいからって持つようになりました」
「学校でもそういった教育していたみたいですから、そんなに変な使い方とかしていなかったみたいなので、問題なく」
【園児の父親 30代】
「やっぱり何かあったときの連絡手段とか…。(小学校高学年からは)他の子も多分持ち始めるときにやっぱり、持っていた方がコミュニケーションツールとかに必要になってくるかなと思います」
スマホを子どもに持たせる“メリット”として、こんな意見もありました。
【40代 女性】
「いろいろ連絡とかする上では、災害とかあったりすると連絡とれないと大変」
スマホを持たせるかどうか“家族会議”を開いたというご家庭も…
【3か月の子どもの母親 20代】
「私は、産休明けたら仕事をするつもりでいるので、なるべく持たせたいなと」
「小学校くらいから、学童保育帰りとかに持ってもらっていると、GPSとかが今はあるので安心かなと思います」
スマホを持つ“安心感”と、スマホに潜む“危険性”…。
子どもを交え、家族で話し合いをすることが大切なようです。
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