2022年6月、金沢市内で赤信号を無視し、自転車の男性をはねて死亡させたとして、危険運転致死の罪で懲役6年の実刑判決を受けた運転手の女と助手席の男の控訴審がきょう行われ、弁護側は無罪を主張しました。
この事件は2022年6月、金沢市増泉の交差点を自転車に乗って横断していた西川俊宏さん当時67歳が車にはねられ死亡したもので、運転していた金沢市の長谷川玲子被告48歳と、当時、上司だった助手席の寺崎太尊被告32歳が危険運転致死の罪でともに1審で懲役6年の判決を受けました。
名古屋高裁金沢支部で行われた控訴審の初公判で、弁護側は1審の判決は事実誤認で量刑不当として、改めて無罪を主張しました。
また、寺崎被告の代理人は新たな証拠として現場周辺の防犯カメラの分析結果を提示し、運転していた長谷川被告の証言が疑わしいと指摘しました。
これに対し検察側は控訴の棄却を求めています。
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