秋の高校野球九州地区大会。10月29日、勝てばセンバツ甲子園に大きく前進する準々決勝に、有明(熊本)が臨みました。
春夏通じて初めての甲子園出場を目指す有明。対するは、今年夏の甲子園に出場した西日本短大附属(福岡)です。
有明は一回、先頭の笹尾瞳真(ささお とうま)がセンター前ヒットで出塁すると、その後、相手のエラーもあって1アウト三塁二塁と先制のチャンス。しかし、4番・簗脇拓馬(やなわき たくま)と5番・石松功大(いしまつ こうだい)が連続三振に倒れ、先制とはなりません。
有明は1年生エースの斉藤遼汰郎(さいとう りょうたろう)が力投。両エースが互いに好投を見せ、スコアボードに0が並ぶ息の詰まった投手戦になります。
しかし八回。二つのフォアボールで1アウト一塁二塁のピンチを招くと2点タイムリースリーベースで先制を許し、この回3失点。
残り2イニングスで反撃は叶わず、有明は準々決勝で敗れました。
【試合結果】有明 0 ‐ 4 西日本短大附属
秋の熊本大会で優勝した専大熊本は10月26日に行われた1回戦で壱岐(長崎)に6対3で敗れていて、29日の試合で、熊本県勢は姿を消しました。
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