27日に投開票が行われた衆院選。今回の衆院選は、石破総理が「勝敗ライン」としていた自民党と公明党での過半数を維持できるのか、野党が過半数割れに追い込めるのかが焦点になりました。
衆議院の定数は465で過半数は233です。公示前は自民党と公明党の連立与党で288議席を占め、過半数を超えていましたが、215議席と過半数に達しませんでした。自公の過半数割れは2009年の衆院選以来、15年ぶりです。
こちらは鹿児島県内の勢力図です。改選前、県内4つの選挙区のうち、自民党は1区と4区で議席を持っていましたが、今回、1区で前職が敗れたため、選挙区での議席は1955年の結党以来、最少の1となりました。
また、自民党は改選前、比例選出も合わせると4人でしたが、今回は重複立候補した3人のうち、2人が比例復活できず、2人に減りました。
「保守王国」と言われる鹿児島でも自民党は裏金問題の逆風をはね返せず、歴史的な大敗となりました。
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