大分県で開かれている秋の九州高校野球、初戦を突破した長崎県代表の壱岐は28日、春のセンバツ出場が有力視される「ベスト4」をかけた準々決勝に臨みました。
県大会を勝ち上がり、初めて秋の九州大会に出場した壱岐。ベスト4をかけた準々決勝の相手は、沖縄県代表のエナジックスポーツです。
ベスト4に進出すれば、来年春のセンバツ甲子園出場に大きく近づく重要な一戦。しかし、立ち上がりから壱岐の投手陣が相手打線につかまります。
初回、ワンアウトから2本のヒットなどでピンチを招き先制を許すと、立て続けにタイムリーを浴び連続失点。その後もエナジック打線の勢いを止められず失点を重ねます。
9対0で迎えた5回、意地を見せたい壱岐はランナーを2塁に置き、8番久田選手がセンター前ヒット!これでランナーが生還し、ベンチと地元・壱岐からの応援団も大いに盛り上がります。
さらに7回、チャンスで再び久田選手!2打席連続タイムリーで1点を追加します。
しかし、反撃もここまで。壱岐は2対9の7回コールドで敗れました。
主将・浦上脩吾選手:
「レベルの差をとても感じました。でもいい経験になりましたし、ここで負けたということは自分たちの課題点も多く見つかった。絶対強くなって春に帰ってきます」
ベスト4に駒を進めることはできなかった壱岐高校。しかし、春のセンバツに向けては、21世紀枠に選出される可能性が残されています。
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