今回の衆院選の結果を受けた山梨県内の政党の反応です。
裏金問題の逆風で1区を落とした自民と公明の与党は…
自民党 森屋宏県連会長：
「私たちの既存の運動としてできることは今までと遜色ないくらいできたと思う。政治と金の問題に対する有権者の『声なき声』というものに私たちが鈍感だったのかなと思う。もっとここにしっかりと とらえていかなければならなかった」
公明党 佐野弘仁県本部代表：
「我々としても政治改革を行ってきたことについて、国民の皆さんにお伝えするのが、なかなか浸透できなかったのが大きな要因ではないか」
1区の議席を奪還した立憲民主党と中島さんを支持した社民党の反応です。
立憲民主党 小沢雅仁県連代表：
「自民党、本当に反省しているのか、という声は有権者からもたくさんもらった。生活者、納税者の視点の政治を取り戻してほしいという思いの詰まった議席の奪還だったと思う。政治の信頼を取り戻すことに全力で取り組みたい」
社民党 山田厚県連代表：
「野党共闘として反自民で大きく勝ったということは今後にしっかりつなげることができる。その流れをしっかりとつくっていく、その意味での私たちの役割があると思っている」
2つの小選挙区に候補者を擁立した共産党は…
共産党 花田仁県委員長:
「自民党の票を減らし議席を無くすという点では貢献したと思う。『共産党が伸びれば自民党政治は変えられる』という訴えを広げる努力をしたが、まだまだ力が足りなかった」
そして自身の収支報告書の不記載問題があり、自民党県連の活動を自粛している長崎知事は・・・
山梨県 長崎幸太郎知事：
「（与党にとって）想像以上に悪い結果だったと思います。政治資金の問題も極めて重要な問題であるのは当たり前なんですけど、それだけではなくて、恐らくそれが導火線になって日本社会に充満している憤り、怒り、不満に火が付いたと考えるべきじゃないかと」
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