東北電力は29日夜、女川原子力発電所2号機の再稼働に向け、原子炉を起動する予定です。11月7日にも発電を再開し再稼働します。

東北電力は9月、女川原発2号機の再稼働に向け、原子炉に核燃料の集合体560体の装填を終えました。その後、原子炉を動かすための検査や点検を進め、29日午後6時から8時頃にかけ原子炉を起動します。

女川原子力発電所

起動は原子炉に入れている137本の制御棒を引き抜くことを指し、これにより炉内で核分裂反応が始まります。核分裂反応が安定すれば発電が可能な状態となり、東北電力は11月7日にも「発電再開」すなわち「原発を再稼働する」見込みです。

東日本大震災で重大事故を起こした東京電力・福島第一原発と同じ「沸騰水型」と呼ばれるタイプの原発の再稼働は初めてです。

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