27日投票が行われた衆議院選挙は開票の結果、宮城県内の5つの小選挙区では、立憲民主党が4議席を獲得し自民党は1議席にとどまりました。今回の衆院選の結果について村井知事は、県市長会との会合のあと、報道陣の取材に応じ「民意の現れ」などと述べました。

村井知事:
「これは、県民の皆さんの民意の現れであるので、当選した議員はしっかりと責任をもって、国会議員のバッジを付けて、代議士として頑張ってもらいたい」

また、県内5つの小選挙区のうち4つで立憲民主党が議席を獲得したことには政治とカネの問題以外にも要因があったのではと指摘しました。

村井知事:
「10年先20年先のビジョンが全く示されていない。痛みを伴うような改革に取り組もうとしない。痛みがあっても、この国をどのように改革をして、どう立て直していって、その他の国とこうして戦える国にするんだと、明確に示すことが政治に求められる。そういったものが何年間も示されてこなかったことに対して、政治不信というものにつながることになったのでは」

同じ会議に出席していた郡仙台市長は…。

郡仙台市長:
「ちょっと時間がないのでごめんなさい」

多忙だということでこの場はノーコメントでした。

このあと、郡市長は「当選された議員には、地域の喫緊の課題について、国政にしっかり届けてもらいたい」などとするコメント文を出しました。

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