10月27日に投開票が行われた衆議院議員選挙で、静岡3区から無所属で立候補し落選が確実になった元職の宮沢博行氏(49)が敗戦の弁を次のように語りました。

お集まりいただいたみなさん、そしてテレビを通じてご覧になっている皆さん、本当にありがとうございました。本当に多くの皆さんに支えられた選挙戦だったんですけれども、今回こういった結果になりましたこと、本当に本当に私の不徳の致すところでございます。誠に申し訳ありません。

本当に自民党の中における政治資金の不記載から始まりまして、私の暴露発言、その後の私自身の不祥事が重なりまして、多くの皆さんの信頼を裏切りましたことについては、本当に本当に深くおわびを申し上げるところでございます。しかしながら、もういっぺんやってみろ。そういうお言葉をたくさんたくさんいただいたものですから、私自身としても悩みましたけれども、その声を無にすることはできない。そう判断し、もう一度地元のために尽くしていきたい。そういう思いが沸き上がってきたものですから、立候補という決意を固めさせていただきました。

その後、本当にきょうお集まりの皆さんを初めとして、いろんな方々が集まってくださり、選挙までこぎつけられるんだろうかと思いますけれども、まずは立候補することができたことについては、本当に本当に感謝でございます。そして選挙戦を進められるかどうかという瀬戸際の局面もいっぱいいっぱいありましたけれども、何とか12日間、戦いきることができました。私の今の気持ちとしては本当に感謝でしかありません。この半年の間、支えてくださった妻にも本当におわびをしながら本当に感謝をしなければいけません。

ちなみに、あした28日ですけれども、私が東京から帰ってきて、自民党の皆さんに謝罪をし、地元の皆さんに謝罪をし始めたのが4月28日でございます。そこから半年の間長いようで短い時間だったですけれども、皆さんに支えられたことが本当にもう何度も何度も言いますけれども、感謝でしかないです。感謝でしかないんです。

ただ、私が政治を変えたかった。何とかして国民の皆さん一人一人の暮らしの豊かさ、そして家庭の大事さというものを今回改めて感じましたので、それも本当に後世に伝えていきたい。そういう思いがまだ心の中に残っております。

今後のことはもう何も考えておりませんけれども、とにかくきょうは皆さんにお詫びと御礼を申し上げたいと思います。皆さん本当に申し訳ございませんでした。そして本当にありがとうございました。本当にありがとうございました。

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