与党が過半数の議席を維持できるのか。衆議院議員選挙は、運動最終日のきょう各党党首の街頭演説も終わり、あす投票日を迎えます。
自民党 石破茂総裁
「もう一度強い日本、豊かな日本を、我々自民党は取り戻していかなければなりません。この国を守るのは、この国の独立を守るのは、我が自公政権しかございません。他の党に任せるわけには絶対にまいりません」
公明党 石井啓一代表
「万が一自公が過半数割れしたら、野党で一緒になったら、もうバラバラの政策の野党ですから、日本の政治は大混乱すると思いますが、皆さんいかがでありましょうか」
与党が政治への信頼回復に努めると強調し、実績や政権担当能力を訴えるのに対し、野党は自民党の派閥による裏金問題などを争点に政権交代を訴えました。
立憲民主党 野田佳彦代表
「私は自民党の執行部自体に、深い反省がないと断ぜざるを得ません。裏金作り、裏金隠し解散、そして裏からの公認料。こんな裏、裏、裏だらけの政治に、ピリオドを打とうじゃありませんか」
日本維新の会 馬場伸幸代表
「非公認になっている自民党の候補者に、政党助成金を2000万を渡していた。言語道断のこの行為についても、皆様方しっかりご覧いただいて、そして投票判断に繋げていただきたい」
共産党 田村智子委員長
「カネまみれの政治を大掃除していこうではありませんか。何も恐れることなくどこまでもカネまみれの政治を徹底追及できる、それが日本共産党ではないでしょうか」
国民民主党 玉木雄一郎代表
「手取りを増やして、もっと働きたい人は働けるようにして稼げるようにして、皆さんの懐が豊かになるような政策を、ぜひ私たち国民民主党にやらせてください」
れいわ新選組 山本太郎代表
「政治を変えなければいけない。何よりもこの国の景気を立て直すために大胆な施策が必要。消費税廃止、消費税廃止、その先頭に私たち、れいわ新選組を立たせていただけないでしょうか」
社民党 福島みずほ党首
「憲法は変えるのではなくて守り生かしていく。戦争反対という人、憲法変えないぞ、9条を変えたらまずいぞという人は、どうかどうか社民党に投票してください」
参政党 神谷宗幣代表
「参政党が嫌いな人は最悪白票でもいいですよ。でも、とにかく国民の7割・8割が選挙に行くっていうことが大事なんです。『俺たちは政治を見てるぞ』っていう意思表示をしてください」
政治とカネや物価高対策などが争点となった今回の選挙戦、結果次第では連立の枠組みにも影響を与えることから、自民・公明合わせて過半数の233議席を獲得できるかどうかが最大の焦点となっています。
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