27日に投開票される『第50回衆議院議員総選挙』。
JNNと毎日新聞とが共同で22・23日に行った情勢調査に独自の取材を加味した終盤の情勢分析では、新潟県内5つの小選挙区全てで、立憲民主党の候補がリード。
特に1区と2区では大きくリードする展開となっています。
新潟1区
立憲民主党の西村智奈美さんが安定した戦いを見せ、自民党の塚田一郎さんは伸び悩んでいます。
日本維新の会の石崎徹さんと、共産党の中村岳夫さんは厳しい戦いです。
立憲支持層の9割弱を固めた西村さんは、投票先を決めた無党派層もほぼ固めています。また、市町村別では新潟市で大きくリードしています。
塚田さんは、自民支持層・公明支持層ともに半数以下の支持に留まり、無党派層にも浸透していません。一方、佐渡市では互角の展開です。
石崎さんは支持が広がっておらず、中村さんは比例区と連動した選挙戦となっています。
新潟2区
立憲民主党の菊田真紀子さんが幅広く浸透し、無所属の細田健一さんと、日本維新の会の井上基之さんを引き離しています。
菊田さんは、立憲支持層の8割強・自民支持層の2割強にも食い込むとともに、無党派層へも浸透。市町村別では新潟市・三条市・加茂市で大きくリードしています。
自民党の公認を得られなかった細田さんは、自民支持層からの支持が4割強にとどまり、無党派層へも浸透していません。
一方、井上さんは支持が広がっていません。
新潟3区
立憲民主党の黒岩宇洋さんがわずかにリードし、自民党の斎藤洋明さんが激しく追っているなか、日本維新の会の吉村祐一郎さんは厳しい戦いとなっています。
黒岩さんは、立憲支持層の9割弱を固め、無党派層も浸透を見せています。
市町村別では新潟市でリードしています。
斎藤さんは自民支持層の7割弱を固めたものの、無党派層からの支持は伸び悩んでいます。
一方、吉村さんは支持が広がっていません。
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