福岡市は25日、自転車で飲酒運転したとして、職員2人を懲戒免職処分にしたと発表しました。

自転車の飲酒運転で市職員が懲戒免職処分となるのは、初めてです。

懲戒免職処分を受けたのは、福岡市消防局の男性係長(41)です。男性係長は9月26日、職場の同僚と酒を飲んだ後、福岡県糸島市のJR一貴山駅の駐輪場で自転車を盗み、飲酒運転しました。

男性係長は窃盗容疑で逮捕され、その後、不起訴処分となっています。

また、福岡市水道局に勤務する男性職員(22)についても10月15日に自転車を飲酒運転し、タクシーと接触する事故を起こしたとして、懲戒免職処分としています。

自転車の飲酒運転によって福岡市職員が懲戒免職となるのは、2006年に市職員による飲酒運転で幼い子供3人が犠牲となった事故を受けて処分規定が改定されて以降、初めてです。

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