12月の全国大会出場をかけた福島県県高校駅伝が24日、猪苗代町で行われ、今年も常勝軍団・学法石川の男女が、圧巻の走りで連覇を果たしました。
師走の風物詩・都大路出場を目指して、男子はオープン参加を含む24チームが出場。フルマラソンと同じ42.195キロを、7人でつなぎます。
実況「スタートしました!高校生ランナーの晴れ舞台、今年69回目を迎えた県高校駅伝の幕が上がりました」
7区間最長の1区10キロには、各チームのエースが集結。スタート直後から、学法石川2年の栗村凌が先頭に立ち、後続を引っ張る展開に。
レースが動いたのは、1区2キロすぎ。
実況「1区は2キロ過ぎたところ。ここで学法石川の栗村、突き放す走りをみせました」
ギアを上げ、集団を抜け出した栗村はその後、独走態勢へ。そのままトップでタスキを渡します。
8キロ区間の3区では、20歳以下のアジア選手権3000メートルでチャンピオンになった増子陽太が2位に2分以上の差をつけるなど、学法石川は、圧巻の走りを見せ、7区間全てで区間賞を獲得。14年連続16回目の優勝で、都大路の切符を勝ち取りました。
学法石川・生江倫太郎主将「自分としては50点の走りだが、全国大会もあるのでそれに向けて力をためて100点にできるようにしたい」
およそ5分40秒差で、いわき秀英が初の2位入賞、3位は帝京安積、4位は田村、そして5位は、日大東北となりました。上位5チームは、東北大会に出場します。
▼男子中継所通過順位・総合成績・区間賞(公式記録)
TUFでは、大会の模様を11月4日に中継録画で放送します。番組では、レース展開のほか、出場全チームのタスキ渡しやゴールシーンをお伝えします。
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