まもなく投開票を控えた衆議院選挙をめぐり、福岡県糸島市の期日前投票所で有権者に誤って2回投票用紙を交付し、投票させるミスがあったことがわかりました。

糸島市選挙管理委員会によりますと22日、「糸島市交流プラザ二丈館」に市内に住む有権者が投票所の入場整理券を持たずに投票に訪れました。

担当者は住所や名前などと名簿を照合し、小選挙区と比例代表、国民審査の投票用紙を交付し有権者は投票を済ませたということです。

その2日後に同じ有権者が今度は入場整理券を持って別の投票所を訪れましたが、担当職員がパソコンのシステム画面に表示された「投票済み」の警告を見落とし、誤ってもう一度投票用紙を交付したということです。

担当者がその後、警告画面に気づきミスが発覚しましたが、特定が難しいため、誤って投票されたものも有効投票とみなされるということです。

糸島市選挙管理委員会は「選挙の信頼や公平性が失われ申し訳なく思う。担当職員に注意喚起を行い、再発防止を徹底する」と話しています。

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