2024年度末の開業を目指して工事が進められているJR越後線の上所駅について、JR東日本 新潟支社は24日、駅の最寄りとなる新潟南高校の生徒とコラボレーションした設備のデザインを発表しました。
24日に発表されたのは、駅の名前を示す『駅舎駅名標』とホームに設置されるベンチ、そして乗車駅証明書発行機のデザインです。
▼駅舎駅名標
駅のデザインコンセプトの「水のせせらぎ」を意識し、青や白を使い分けて“信濃川の流れ”を表現したほか、“新潟県の雪”のイメージを表現するため、駅名の周りに雪の結晶を散りばめたということです。
▼ベンチ
背もたれ部分で信濃川の流れを、座面では波を表現しています。
最新の技術を用いたコンクリ―多3Dプリンタを使い製作するということです。
▼乗車駅証明書発行機
ポップにデザインした「KAMITOKORO」の文字を散りばめ、明るいイメージの発行機にしたということです。
JR東日本 新潟支社は、去年から新潟南高校と上所駅の開業を盛り上げる取り組みをはじめ、ワークショップなどを通じて、デザインを検討。今年6月に地元・上所コミュニティ協議会を招いたデザインの発表会を行ったうえで、デザインを決定したということです。
上所駅は開業に向けて工事の真っ最中。JR東日本 新潟支社によりますと、今年9月にホームの設置工事がおおむね完了し、今後は2024年度末の開業へ向け、屋根工事や外壁の工事などを進めていくとしていて、今回発表した『駅舎駅名標』などは今年の冬ごろから設置工事を行う予定だということです。
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