母親の交際相手の男に暴行を受けて死亡したとされる1歳の男の子。死亡前日におう吐していたということです。

 大阪市旭区の無職・長谷川廉斗容疑者(26)は10月6日、大阪府内の集合住宅の一室で交際相手の息子・西村結翔ちゃん(1)に何らかの暴行を加え、腹部の内出血で死亡させた疑いが持たれています。

 警察は当初、司法解剖の結果から、結翔ちゃんは死亡した当日の昼前に暴行されたとみていましたが、その後の捜査で結翔ちゃんは死亡前日の夜、母親と入浴中におう吐していたことが分かりました。母親は直後にスマートフォンで「1歳 おう吐 熱なし」と検索していたということです。

 長谷川容疑者は逮捕前の任意の聴取に対し、「母親がいない時に結翔ちゃんがラーメンの器をひっくり返したことが許せず、お腹を手のひらで強打し、突き飛ばした」と話していて、警察は、入浴の数時間前に暴行があったとみています。

 しかし、逮捕後の取り調べでは、「ラーメンの汁を結翔ちゃんがこぼしたので、滑らないように手で押しのけたら尻もちをついた。それが亡くなった原因とは思えない」と容疑を否認していて、警察が当時の状況を詳しく調べています。

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