列車の立ち往生を想定したJR九州と南阿蘇鉄道の初めての合同訓練が、10月24日未明にかけて行われました。

南阿蘇鉄道の運転士「この列車ただいま車両トラブル発生のため停止いたしております」

南阿蘇鉄道は去年7月の全線再開以降、JR豊肥線の肥後大津駅まで乗り入れ運行を行っています。

このため、訓練はトラブルが発生した際、迅速に対応できるようにJR九州と南阿蘇鉄道が初めて合同で実施しました。

合同訓練は、肥後大津駅を出発した南阿蘇鉄道の列車が故障のため自力での走行が出来なくなったとの想定で行われ、連絡を受けたJRの列車が救援に駆けつけ故障車両に連結して立野駅まで運びました。

JR九州熊本支社安全推進室 中島正太 担当課長「今回のような訓練を経験して有事にしっかり対応できるというような(両社の)社員の気持ちも今回の経験を通して、さらに高まったんじゃないかと思います」

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