自衛隊とアメリカ軍が共同で行う訓練が全国できのう(10月23日)から始まり、熊本空港には開設以来初めて自衛隊の戦闘機が飛来しました。

記者「航空自衛隊の戦闘機F15がアメリカ軍との共同訓練のため、熊本空港にきょうの朝から停まっています」

10月23日から11月1日までの期間、全国で行われるのは、「日米共同統合演習」です。

自衛隊は抑止力の強化を目的に様々なシナリオを想定し、アメリカ軍と共同で、陸・海・空の部隊がそれぞれ2年に1度、演習を行っています。

24日午前9時ごろ熊本空港には、宮崎県の航空自衛隊・新田原基地に所属するF-15戦闘機4機が着陸しました。

防衛省統合幕僚監部によりますと自衛隊の戦闘機が熊本空港を利用するのは、初めてのことです。

熊本空港は今年8月、自衛隊などが訓練や有事の際に円滑に施設を利用するため『特定利用空港・港湾』に指定されました。統合幕僚監部は、「訓練の内容に応じて使用する空港を決めた」として、熊本空港の『特定利用空港』指定との関連は否定しています。

戦闘機は給油等を行い、午前11時半ごろ熊本空港を離陸し、四国沖での訓練に向かったということです。

なお、自衛隊の戦闘機は10月29日も熊本空港に着陸する予定です。

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