新潟市東区のアパートに忍び込み、女性用下着など5点を盗んだとして、今年6月に現行犯逮捕された介護職員の男について、警察は、他にも同様の手口で現金や女性用下着などの盗みを繰り返していたとして、余罪29件を検察に追送致し、捜査を終結したと発表しました。

警察によりますと、新潟市西区ときめき東の介護職員の男(56)は今年6月、新潟市東区のアパートに侵入し、女性用下着などを盗んだとして、警戒中の警察官に現行犯逮捕されました。
その後の捜査で、男が2022年8月ごろから今年6月7日までの間、新潟市西区や中央区、東区の住宅やアパートなどに侵入し、現金や女性用下着などの盗みを繰り返していた疑いがあることが分かったということです。
警察は24日までに男の余罪29件について検察に追送致し、捜査を終結しました。
被害は女性用下着や現金など78点・およそ72万円相当に上り、このうち現金は約60万円だったということです。

警察によりますと、男は逮捕当時「間違いない」などと容疑を認めていて、余罪についても自分の犯行だと供述しているということです。
男は無施錠の窓から侵入していたケースもあったということで、警察は防犯上の観点からも戸締りをしっかりしてほしいと呼び掛けています。

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