気象庁は24日10時過ぎにマリアナ諸島にある熱帯低気圧が今後24時間以内に台風21号へ変わる見込みであると発表しました。台風が発生すれば、10月3個目の台風となります。

台風21号発生へ 今後の進路は?

日本のはるか南の海上、マリアナ諸島にある熱帯低気圧は、24日9時現在の中心気圧が1002ヘクトパスカルで西北西へゆっくり進んでいます。

これが24時間以内に台風21号に変わる見込みです。

今後も西寄りの進路を取り、29日(火)にかけてフィリピンの東海上へ進む予想です。

30日(水)以降については進路予想がまだ出ていませんが、日本付近に近づくおそれがあります。

日本付近に近づく予想も 来週の天気に影響か

日本の予想では、29日(火)にかけてフィリピンの東海上まで西進した後、向きを北寄りに変えて沖縄付近へ進む見込みで、台風の直接の影響を受けるおそれがあります。

さらに11月2日(土)以降は西日本や東日本に近づく予想となっています。

来週も本州付近には前線がのびる予想で、熱帯由来の暖かく湿った空気が前線活動を活発化させるおそれもあります。

ヨーロッパやアメリカなど海外の予想も合わせると、現時点では進路にブレはあるものの、来週の天気に影響を及ぼすおそれがあり、今後の動向に注意が必要です。

RKB 気象予報士 横尾慎哉

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