来月開幕する劇団四季のミュージカル「キャッツ」の舞台が、ほぼできあがりました。

渕上沙紀キャスター
「すごい、キャッツの世界です。迫力がありますね。都会のごみ捨て場が舞台になっているということで、まるで自分も猫になったような気になります」

会場はステージから客席にかけて2000を超える“ごみ”のオブジェで埋め尽くされています。すべて劇団四季の小道具スタッフの手作りです。

公演では地方ごとに「ご当地ごみ」が用意されていて、それを探すのも観客の楽しみになっているということです。そのなかには、RCCでおなじみのキャラクターも…

渕上キャスター
「見て下さい、こちらに元就公がいます。いつも番組でお世話になっている元就公もごみになってキャッツの舞台に参加しています。ここにはレモンチがいます。すっかり汚れて、しっかりレモンチのごみのキーホルダーになっています」

この日、大がかりな舞台装置の一部も紹介されました。解説したのは1983年の「キャッツ」日本初公演から美術デザインを担当している広島出身の土屋茂昭さんです。

舞台美術家 土屋茂昭さん
「日本のキャッツはスペクタクルです。世界で一番スペクタクルだと思います」

世界中で愛されるミュージカル「キャッツ」の広島でのロングラン公演は12年ぶり3回目です。開幕は来月11日で、チケットは販売中です。

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