東日本大震災の当時と今を伝える復興庁の出前授業が山梨学院高校で開かれ、生徒たちが今自分たちができることを考えました。
復興庁 宇野善昌事務次官:
「災害が起きる前にどのような準備をしておけば良いかよく考えてもらえたらありがたい」
県内で復興庁の出前授業が行われるのは初めてで、東日本大震災の時に3歳だった山梨学院高校の2年生41人を前に元甲府市の副市長で復興庁事務次官の宇野善昌さんが講演しました。
宇野さんは震災の死者・行方不明者や、広い範囲に避難指示が出たことなどを説明し、復興整備が進んでいることに触れ、「福島を応援して欲しい」と呼びかけました。
生徒は:
「東日本大震災を分かった気でいて分かっていなかった」
「自分が後世に伝えないといけないと使命感を感じ、ためになった」
講演の後、生徒たちは「福島に関心を持ってもらう取り組み」などを話し合い、「給食に福島県産の食材を取り入れる」や「現地に行きSNSで魅力を発信する」といった意見を発表しました。
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