ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナから農業関係者が来日し、長野市で23日、リンゴ栽培などを視察しました。
長野市篠ノ井のリンゴ園を訪れたのは、ウクライナの農業経営者や農業大学の関係者など5人。
太陽光発電の電気を使ってタイマーで自動的に水を与える装置について説明を受けました。
一行は農林水産省によるウクライナの農業支援事業の一環で来日しました。
ウクライナの農業関係者:
「農業も大きな被害を受けている。4000万(ヘクタール)の農地の2割は(ロシア軍に)占領されています」
このあとは、近くの選果場も見学。
リンゴはウクライナでも広く栽培されていますが、日本のリンゴは大きくて形が良いと話していました。
最後は、旬の秋映(あきばえ)やシナノゴールドなどを試食。
5人は「学んだことを生かして農業を復興させたい」と意欲を見せていました。
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