勤務していた医療法人から現金およそ140万円を横領した疑いで、鹿児島市の無職の男が再逮捕されました。

業務上横領の疑いで逮捕されたのは、鹿児島市宇宿3丁目の無職・仰裕次郎容疑者(40)です。

警察などによりますと、仰容疑者は、2020年10月から21年2月にかけて、勤務していた霧島市の医療法人美﨑会から、複数回にわたり合わせておよそ140万円を着服して横領した疑いが持たれています。仰容疑者は、当時法人の現金や預金の管理などを行う経理担当でした。

取り調べに対し仰容疑者は、「着服した記憶がある」と容疑を認めているということです。

美﨑会によりますと、仰容疑者は2021年4月に退職しました。その後、およそ1億2000万円の使途不明金が発覚したため法人がおととし、刑事告訴していて、「ギャンブルに使った」と話していたということです。

仰容疑者は今月2日、美﨑会からおよそ8300万円を横領した疑いで逮捕され、23日付で起訴されていました。

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