今年も残すところ3か月を切りました。皆さんは、年末に大掃除はしますか?

「カジナビ」が実施したアンケートでは、約6割の人が年末の大掃除を「する」と答えています。

そして、「する」と答えた人たちの約2割が「10月・11月」と今の時期に大掃除をしているそうです。意外なことに、この時期の方がメリットが多いということで、今回は秋に始める大掃除について紹介します。

大掃除は秋がチャンス

家事ジャーナリストの山田亮さんによれば、秋の大掃除にはこんなメリットが多いとか。

例えば…
(1)エアコンがいらない
(2)汚れが落ちやすい(冬は油汚れが固まりやすい)
(3)外まわりの掃除が寒くない
(4)洗濯物が乾きやすい
などです。

では、この時期にやっておいた方が良い掃除のやり方や心がけについてプロに聞きました。

汚れは「たまる」だけでなく「染み付く」

熊本市内に住む、中川さんは定期的に家事代行サービスを利用しています。

中川さん「(家事代行サービスは)ここが必要だというポイントがわかっていらっしゃるので本当に助かってます」

家事代行サービス ママにおまかせ 藤田由美さん「掃除はためていたらダメなんですよ。汚れがたまっていくだけでなく染み付いていきますね」

こまめに掃除をしていても気になるのが「カビ」。今年は夏が長かったせいか、風呂のカビがひどい家が多いそうです。

藤田さん「どうしても隙間とかカビが生える。普通のおうちはカビハイターをすれば、かなりきれいになります」

さらに30℃以上や20℃以下だとカビが増殖しにくいということで、藤田さんは「使用後に冷水をお風呂全体にかけるとカビが発生しにくくなる」と話します。

面倒だから…少しでも楽に大掃除したい!!

では、大掃除を少しでも楽にするプロおすすめのグッズを聞きました。

家事ジャーナリスト 山田亮さん「ファイバークロス。新しいものはどんどん性能が上がってきて、水だけできれいになる。洗剤を使うと洗剤をふきとらないといけないですが、その手間が減るので(掃除の)ストレスも減ると思います」

また、他にも。

山田さん「狭いところの掃除ができるスポンジ。サッシの溝やレールをかくだけできれいになるので、良いですね」

それでも掃除は面倒という人もいるはず。

「これ以上やらない」という割り切りも大切だといいます。

山田さん“完璧を目指さない”ことですね。掃除というのは直後から汚れていくので永遠に終わりませんから。年末に『やらなきゃ』と思って秋冬過ごすよりも、先にやっちゃうと後が楽です。そうしたらクリスマスも年末年始もお正月も楽にお迎えすることができると。ぜひぜひ余裕があるうちにやってください」

掃除中に「イラっと」しないために…心構えや準備は?

大掃除という前にコツコツやることが大切ですけれども、やはり大掃除にイラっとすることがあるようです。

カジナビが全国900人に調査したアンケートによりますと、予期せぬトラブルや、掃除用具などの不足、そして断トツ一位で多かったのが家族の協力不足だそうです。

田中洋平キャスター「確かにもめますよね(笑)やりたくない家族もいるから」

どちらにも言い分がありますから、一つずつ見ていきましょう。

妻側の意見としては、「掃除が雑すぎる」「全然動いてくれない」「指示待ち」。

平岡夏希アナウンサー「これ私、全部共感してます(笑)」

一方で夫側の意見としては、「ダメ出しばかり」「小休憩くらい許して」「予定通りに進まない」。

田中キャスター「ダメ出しが嫌だから指示待ちしてるって部分もあるんですよ(笑)これは良くないですね、話し合いが必要です」

平岡アナ「妻側にも問題があるかもしれないということですかね(笑)」

せっかくお掃除するのであれば、気持ちよく終えたいですよね。

家事ジャーナリストの山田さんによると、大掃除を気持ちよく終えるには、
(1)終わりを決める
(2)掃除箇所を書き出す
(3)やり方はいろいろだと認め合うこと がポイントだそう。

田中キャスター「最終目標が決まっていると皆で向かうっていうのが良いかもしれないですね」

平岡アナ「最後に打ち上げみたいな感じで食事に行くのも良いじゃないですか。ゴールを決めるのはすごく大事だと思います」

あわただしい年末の負担を少しでも減らして、過ごしやすい今の時期からコツコツと「秋掃除」始めてみてはいかがでしょうか?

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