新潟県燕市で、とび・土木工事・舗装工事などを手掛けていた『宮畑建設工業』が、販売不振から8月9日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任していたことがわかりました。
民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、負債総額は約3500万円(債権者26名)とみられ、今後は任意整理を予定しているということです。

2018年に建設業者として設立された『宮畑建設工業』は、翌年に建設業新潟県知事許可を取得。外構工事・基礎工事・舗装工事などを得意とし、大手・地元建設業者の下請受注を主体としつつ大口の建築工事の完工も担うなどあって、2020年3月期には8054万円の売上高を計上していました。

しかし、2021年3月期の売上高は4946万円に減少し1090万円の赤字計上を余儀なくされるなど債務超過の状態が長く続き、資金繰りが悪化するなかで租税公課の滞納なども生じていたとみられています。

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