友人の後輩を無理やり車に乗せて暴力をふるったり、金を要求したりしたとして、20歳の男が再逮捕されました。
逮捕監禁と傷害、恐喝未遂の疑いで再逮捕されたのは、熊本県合志市須屋に住む、とび職の男（20）です。
男は2024年8月20日の午前1時半から2時半ごろの間、熊本県和水町に住む20歳の男性を無理やり軽乗用車に乗せ、熊本県菊陽町から熊本市北区まで監禁したうえ、暴行を加えてけがをさせ、現金を脅し取ろうとした疑いが持たれています。
警察によりますと、男は車内で暴行した後、ひと気の少ない熊本市北区麻生田の路上で降ろし、再び殴ったり蹴ったりして鼻の骨を折る全治2か月の重傷を負わせ、その際に現金を後日持ってくるように脅したということです。
被害にあった男性は、逮捕された男の「友人の後輩」で、2024年7月ごろから「友人にあいさつをしなかった」として男に言いがかりをつけられたということです。男と連絡を取らないようにしていましたが、菊陽町の商業施設でたまたま遭遇したことで、車に乗せられたとみられています。
男性などからの被害届を受けて、警察が捜査を進めていました。
逮捕された男は警察の調べに対し、「暴力をふるったことは間違いないが、金は要求していない」と容疑を一部否認しているということです。
男は、同じ男性に対する恐喝未遂の疑いで、10月1日にも逮捕されています。
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