無登録で第二種金融商品取引業を行い、全国の約900人から総額約54億円の出資金を受領したとして、男6人が逮捕されました。

金融商品取引法違反の疑いで逮捕されたのは、福岡市中央区薬院の会社役員の男(37)、東京都港区南麻布の会社役員の男(38)、東京都港区南青山の会社役員の男(38)、福岡市城南区長尾の会社役員の男(37)、福岡県志免町の運送業の男(37)、福岡市中央区平尾の会社役員の男(37)です。

警察によりますと、男6人は、令和元年8月13日から令和2年5月31日までの間、4回にわたって、松山市の会社役員の女性(57)ほか4人に対し、「元本を保証したうえ、高利配当の収入が得られる」と公然と示し、「C.I.O」と称する海外の集団投資スキーム(ファンド)の募集の取り扱いを行った疑いがもたれています。

岡山中央警察署、岡山西警察署、岡山南警察署、赤磐警察署、倉敷警察署と岡山県警生活安全捜査課による合同捜査本部は、令和4年9月、出資者からの相談を受け、押収した携帯電話やパソコンの履歴を調べるなど捜査を行って男らの容疑を特定し、逮捕しました。

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