去年12月、福岡県糸島市の自宅で生後3か月の娘の舌を刃物のようなもので切りつけ全治3週間の大けがをさせたなどとして20歳の父親が再逮捕されました。父親は10月2日、この娘に対する別の傷害事件でも逮捕されています。

娘に対する傷害の疑いで再逮捕されたのは福岡県糸島市に住む20歳の会社員の男です。

男は、去年12月、糸島市の自宅で当時生後3か月の娘の舌を刃物のような物で切りつけ全治3週間の大けがをさせた疑いが持たれています。また、男は娘の舌の裏側の筋を切りつけ、全治4日間のけがをさせた疑いも持たれています。

警察によりますと、娘の母親である男の妻が「娘の腕が腫れている」などと娘と一緒に病院を受診。その際、頬のあざや舌のけが、複数の骨折が確認されたことから病院が「児童虐待の疑いがある」と警察などに通報し事件が発覚しました。

男は警察の取り調べに対し、「舌の表面を傷つけたことは間違いありませんが、刃物のようなものを使ったりしていません。切りつけたりもしていません。」などと容疑を否認しているということです。

事件当時、自宅には、逮捕された父親と妻、妻の母親、生後3か月の娘と、その姉(当時2歳)の5人が暮らしていました。

男は娘の頬をつねって全治1週間のけがをさせたとされる今年1月の事件に関与した疑いで今月2日に逮捕されていました。

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