大隅地方では21日から大雨となり、降り始めからの雨量が400ミリを超えたところがあります。これまでの大雨で地盤の緩んでいるところがあり、23日昼前にかけて土砂災害に警戒が必要です。
前線が23日朝にかけて九州南部を通過する見込みで、種子島・屋久島地方では大気の状態が非常に不安定となっています。22日夜、宮崎県と大分県では相次いで「記録的短時間大雨情報」が発表されました。
肝付町内之浦では22日、24時間雨量が10月の観測史上1位を記録したほか、降り始めからの雨量が平年ひと月のおよそ2倍の400ミリを超えました。
23日午前5時半現在、肝付町と錦江町に大雨警報が発表されています。
県内の土砂災害警戒情報は23日午前4時すぎまでにすべて解除されましたが、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあり、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。
気象台は大隅地方に引き続き土砂災害への警戒を呼びかけています。
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