21日夜、広島から浜田に向かう高速バスが、島根県邑南町内で沿道の建物に衝突する事故があり、乗客2人が軽いけがしました。
現場は、幅5メートルの狭い町道。高速バスは誤って狭いこの道に入り込んでしまったとみられています。

21日午後8時20分ごろ、島根県邑南町市木の町道で、左カーブを曲がろうとした高速バスが沿道の建物の屋根に衝突する事故がありました。

事故を起こしたのは定員54人の大型バスで、事故当時、運転士の男性(63)と乗客6人が乗車していました。
このうち乗客の男女2人が割れたガラスで手や頭などに軽いけがをして病院に搬送されましたが、他の乗客4人にけがなどはなく、タクシーで浜田駅まで代替輸送されたということです。

現場はセンターラインのない幅5メートルの町道。
JRバス中国によりますと、バスは浜田道瑞穂IC~浜田ICが夜間通行止めのため、瑞穂ICで高速道路を降りて邑南町内の県道を迂回路として浜田市方面に向かう予定でしたが、途中で運転士が誤って狭い町道に入ってしまったということです。

JRバス中国は、「お客様と関係者の方に大変ご迷惑をおかけした。今後このようなことがないよう社員に周知・指導し、再発防止に努める」としています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。