衆議院議員選挙は27日に投開票日が迫り、政党の幹部などが続々と青森入りして応援演説を行いました。
自民党は小泉進次郎選挙対策委員長が青森の3つの小選挙区をまわり、政治とカネの問題の責任は候補者個人ではなく、党の執行部が背負う話と訴えました。
小泉選対委員長は八戸市、青森市、弘前市で応援演説し、政治とカネの問題について触れました。
自民党 小泉 進次郎 選対委員長
「政治とカネの問題で批判をしている人が相手候補や野党でいるとしたら、この政治とカネに対する批判は私みたいに自民党の執行部が責任を背負えば批判を受け止めればいけない話」
また、コメ不足についても触れ、農業政策の在り方を変える必要があると主張しました。
自民党 小泉 進次郎 選対委員長
「今まではおコメはできる限り作らないようにしてくださいということにお金を使うのが日本のコメ政策の基本でした。そして今はむしろコメが足りなかった。逆に海外に輸出という新しい道ができた。今これが段階的におコメを作って下さい、海外にしっかり輸出します」
今回の衆院選で全国の警察は要人の警護について厳戒態勢で臨んでいます。警護対象者が訪れた演説会場では、手荷物検査が行われたほか、複数の警察官が周囲に目を光らせていました。こうした中、三沢市では岸田文雄前総理がマイクを握りました。
岸田文雄 前総理
「政治とカネの問題。自由民主党の総裁であった人間として、心から国民の皆さんにお詫びを申し上げなければならない」
岸田前総理は、現在の経済対策を継続して賃上げを実現させると訴えました。
岸田文雄 前総理
「今年の春、33年ぶりの高い民間の賃上げの動きが実現しました。成長と分配、賃金の好循環が、いま動き始めた。大きな動きをこれからも続けることができるか。これが今回の選挙で問われている」
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