「宝くじの当選番号を教える」というサイトで、男性が相談料名目で現金などおよそ240万円をだまし取られる被害があり、警察は詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと、茨城県石岡市に住む60歳の会社員の男性が今年6月、インターネットで「宝くじの当選番号を教える」という広告を見つけ、案内された占いサイトにアクセスしました。
占い師を名乗る人物から「当選金を手にして、今ある生活の中の不満を解決することをイメージしてみましょう」「返信しなければ運気が下がります」などのメッセージを受けとった男性。
返信したところ、相談料として「回答1回につき1500円」と提示され、男性は何度もやりとりを続け、3か月にわたって60回、現金と電子マネーあわせておよそ240万円を振り込んだということです。
しかし、なかなか当選情報を教えてもらえないことを不審に思った男性は先月上旬、警察に相談していました。
警察は詐欺事件として捜査しています。
これまでのところ同様の被害相談はないということですが、警察は「絶対に儲かる投資はない」などと注意を呼びかけています。
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