大型の台風20号は22日正午、フィリピンの東にあって1時間に20キロの速さで西に進んでいます。一方、南西諸島から西日本はあす23日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。
気象庁によりますと、台風20号は22日午前9時、フィリピンの東にあって1時間に20キロの速さで西に進んでいます。
中心気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルです。
台風20号は22日午後9時、フィリピンの東を1時間に15キロの速さで北北西に進む見込みです。中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルの見込みです。
南西諸島や西日本は大気の状態が不安定…
南西諸島から東日本ではあす23日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。
気象庁によりますと、南西諸島や西日本では、高気圧縁辺を回る暖かく湿った空気が流れ込んで、大気の状態が非常に不安定となっており、雷を伴った激しい雨が降っている所があります。
きょう22日夜から23日にかけて、前線を伴った低気圧が発達しながら日本海を北東に進む見込みです。
南西諸島から東日本では、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降る所がある見込みです。
落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
次に22日(火)のデータによる今後の雨と風の見込みをシミュレーションで見ていきます。
雨風シミュレーション22日(火)正午~
雨風シミュレーション23日(水)
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