発泡酒の売り上げの一部を、四国遍路の世界遺産登録に向けて活動している団体に寄付するメーカーのキャンペーンが、今年も行われます。

キャンペーンを実施するのは、大手ビールメーカーのアサヒビールで、21日、担当者が愛媛県庁を訪れ、濱里要副知事にその内容を報告しました。

キャンペーンでは、今年12月に四国エリアに出荷される発泡酒「スタイルフリー」の売上1本につき1円を、四国遍路の世界遺産登録に向け活動している7つの団体に寄付します。

また、今年は、6本入りパックを購入し当たりが出たら四国の木材を使用したタンブラーが贈られます。

アサヒビール四国支社 太田勝之支社長
「四国遍路についても外国の方が大変増えていると伺っているので、このキャンペーンを通じて楽しんでいただければと。そして気運の醸成に繋がればと考えている」

このキャンペーンは2011年から実施されていて、前回までの寄付累計額は2500万円あまりにのぼるということです。

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