奈良市では、聖武天皇が即位したときの「大嘗祭」に関連する木簡などを展示する特別展が始まりました。
奈良市の「平城宮跡史料館」で10月22日に始まった、聖武天皇の即位から1300年を記念する特別展。平城宮跡のすぐそばで今年3月に出土した約1500点の木簡の一部には、「大嘗」などの文字が確認できることから、天皇の即位後に行う「大嘗祭」に関連するものとみられています。
これらの出土品は、奈良時代に聖武天皇が即位した際に使われたとみられるということです。
(奈良文化財研究所 小田裕樹主任研究員)「当時使われていた状態を彷彿させる姿でご覧いただけますので、それを一番見ていただきたいと思います」
特別展は12月8日まで開かれています。
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