21日夜、広島駅から浜田駅に向かう54人乗りの高速バスが、島根県邑南町内の沿道の建物に衝突し、乗客2人が軽いけがをする事故がありました。

警察によりますと、21日午後8時20分ごろ、島根県邑南町市木地内の町道をJRバス中国の高速バスが広島から浜田方面に向かっていたところ、左カーブを曲がろうとした際に車両左側面が沿道建物の屋根に衝突する事故がありました。

バスには運転士の男性(63)と乗客6人が乗っていましたが、このうち乗客の会社員の男性(39)が割れたガラスで両腕と右手甲に軽いけがをしたほか、大学生の女性(20)もガラスによって左手と頭部左側に軽いけがをして病院に搬送されました。

バスは21日午後6時35分に広島駅新幹線口バス停を発車し、午後9時に浜田駅に到着する予定で運行している途中でした。

現場は中央線のない幅5メートルの道路で、バスは浜田道瑞穂IC~浜田ICが夜間通行止めのため迂回路としてこの道を通行したということです。

警察が詳しい事故の原因などを調べています。

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