今年、数えで100歳を迎えた天童市の男性に、きょう市長から長寿を祝う賀詞が贈られました。
大正から令和までを生き抜いてきた人生の先輩が私たちに送るメッセージとは。
「おめでとうございます(拍手)おかげさまで、100歳になりました」
きょう、天童市長から長寿を祝う賀詞が贈られたのは、市内に住む高橋雄一さんです。
高橋さんは、大正14(1925)年10月生まれの数え年100歳です。
高橋雄一さん「なんとも言えないね・・・嬉しくもあり、嬉しくもなしみたいなもんで(笑)」
村山市出身の高橋さんは、長年農業を営み、消防団の活動にも積極的に参加してきました。
子ども2人に恵まれ、現在は孫5人、ひ孫4人です。今は畑仕事を日課に、娘夫婦と過ごしています。そんな高橋さんの元気の秘訣は?
高橋雄一さん「好き嫌いなく食べること」
これまで大きな病もなかったという高橋さんですが、避けては通れなかったことがありました。それは、戦争です。
高橋さんは第二次世界大戦中、近衛兵として皇居の守りについていました。
高橋雄一さん「生きて帰らないつもりで行ったんだけど、命拾いして今まで(生きてきた)」
戦後の世界となった今、後輩の私たちに、アドバイスをいただきました。
高橋雄一さん「ある程度、自分の考えだけでなくて、他人のことも考えてあげないとだめだね。みんな楽しく生活するのが一番だと思うけどな」
笑顔が魅力的な高橋さん。これからもお元気でいてください。
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