石川県能登地方を襲った記録的豪雨から、きょうで1か月です。元日の地震に続く二重の災害により、被災地の復旧、復興は長期化が懸念されています。
「黙とう」
輪島市役所では、雨の降り方が激しかった時間帯に合わせ午前9時半に黙とうが行われ、犠牲者を悼みました。
先月の豪雨では14人が亡くなり、1人の行方が今も分かっていません。
能登半島地震からの生活再建に向けた6つの仮設住宅団地も床上浸水の被害を受けるなど、今月18日の時点で避難所に身を寄せる人は433人に上っています。
災害廃棄物がさらに増えたことで、ここにきてボランティアの支援が不足しているという声も聞かれます。
ボランティア
「テレビで見てる世界と来て実際に体感してる世界は全然違うと思った」
輪島市社会福祉協議会 槌谷雅也さん
「マンパワーでできるところは、ある程度限りがある。関心がなくなってしまうことが住民としては怖い」
地震と豪雨の二重被災が住民の生活再建に重くのしかかります。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。