10月27日に投開票が行われる衆院選大分3区は、前職に新人2人が挑みます。今回の選挙での争点や、最も訴えていきたい政策は何か――各候補者に聞きました。
大分3区に立候補したのは届け出順に、小林華弥子さん(56)=立憲・新=。岩屋毅さん(67)=自民・前=。大塚光義さん(68)=共産・新=。
争点は?
小林華弥子候補:
「裏金問題、統一教会問題、様々な問題を起こしてきた自民党の政治を続けるのか、続けないのかということが何より一番の争点だと思います。自民党総裁が代わって石破さんが総裁になりましたけど、結局言っていることは前と何も変わらないですし、自民党だけでは内部改革は進まないと思っているので、これはやはり政権交代を起こして政治を変えていく。これが争点になると思います」
岩屋毅候補:
「世界情勢が激動している中、国内では急激な人口減少が進む中にあって、どの政党あるいは候補者が政権担当能力があり、また政策をしっかり前に進めていくことができるか、それが問われている選挙だと思います」
大塚光義候補:
「金権腐敗政治を一掃させ、国民の信頼を取り戻す。根幹である企業団体献金を禁止させます。2つ目は異常な物価高から国民の暮らしを守ります。社会保障を充実させます。3つ目には軍拡をストップさせます。憲法9条をいかした平和外交を進めていきます」
最も訴えたい政策は?
小林華弥子候補:
「国民目線、生活者目線、そして女性目線でまっとうな政治を実現したいと思っています。いま格差社会が広がっています。格差がない、お金を持っていても持っていなくても、年をとっていても若くても、女性であっても男性であっても、あるいは日本のどこに住んでいても、誰もが幸せになれる安心して暮らせる社会づくりを目指していきたいと思っています」
岩屋毅候補:
「『外交力で平和を守り抜く』。外務大臣という重責を担うことになりました。平和を守るためには防衛の力も必要なんですが、もっと必要なのが外交の力だと思っています。日本ならではの外交力をしっかり発揮して、平和を守り抜いていく。そのために全力を尽くしてまいりますと訴えていきたいと思います」
大塚光義候補:
「『くらしに希望を』。失われた30年と言われています。働いている人たちは、実質賃金が下がり続けています。その一方で、大企業の内部留保はどんどん増え続けています。大企業のための減税を行ったり、消費税の増税で本当にいま暮らしが大変になってきていますので、大企業優遇から国民の暮らし優遇に変えていきたいと思っています」
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